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中国人の爆買いで梅毒患者が増加!?
近年は円安による追い風でインバウンド(外国人の訪日)が増え、免税店などが大きく業績を伸ばしました。
特に中国人観光客が家電や化粧品などの日本製品を買いまくる様子はニュースで連日特集され「爆買い」ともてはやされました。その結果2015年の流行語大賞に選ばれたほどです。
ただ、現在は以前のような勢いはなくバブル終了と言われています。
円安も落ち着きを取り戻していますが、まだ爆買いによる「中国からの置き土産」が日本に残っています。それが中国から運ばれてきた性病・性感染症です。
風俗嬢が中国人から梅毒をうつされる
梅毒の感染経験がある20代のデリヘル嬢、小田えり子さん(仮名)は「中国人のお客さんにうつされたかも」と語る。
「ウチの店は本番NGなんですけど、ここ数年で中国人の客がすごく増えて、強引にプラス3万円くらい出してヤラせちゃうことも。
検査で陽性が出た後、『治療中はセックスしちゃダメ』って店長に言われたから仕事も休んで、お客さんからの連絡も『体調が悪い』『生理だから』って逃げていました」
都内で風俗店の検査を請け負っている医師も「近年は中国人観光客の影響は大きい」と語る。
「中国では梅毒感染者が’13年の時点で40万人と極めて多く、中国人団体客を受け入れていた店で感染者が増えたという話もあります」
(参照元:日刊SPA)
中国人の富裕層は金に物を言わせて風俗嬢の爆買いツアーを行っています。
風俗嬢も金を稼ぐのが目的なので、おいしい条件を提示されれば、話に乗ってしまうのが現実です。
その結果、店に内緒で生セックス、などの行為を許容し性病感染が深刻な問題になっています。
かってのような爆買いの勢いはなくなったように思われますが、最近ではチャイナマネーに味をしめた日本人女性が中国へ出稼ぎにいくというような現象まで起こっています。
梅毒感染者数の推移とデーター分析
ちなみに日本の梅毒感染者は2013年時点では厚生省のHPによると男女合わせて1,228人です。
中国の梅毒感染者は2013年時点で40万人と報告されていることから日本と比較にならないくらい梅毒感染者が多い事がわかります。
ここから厚生労働省が発表している「梅毒感染者数の推移」を見ていきましょう。
報告年度 | 男性感染者 | 女性感染者 | 感染者の総数 |
平成20年度 | 615人 | 212人 | 827人 |
平成21年度 | 523人 | 168人 | 691人 |
平成22年度 | 497人 | 124人 | 621人 |
平成23年度 | 650人 | 177人 | 827人 |
平成24年度 | 692人 | 183人 | 875人 |
平成25年度 | 993人 | 235人 | 1,228人 |
平成26年度 | 1,284人 | 377人 | 1,661人 |
平成27年度 | 1,934人 | 763人 | 2,697人 |
平成28年度 | 3,174人 | 1,385人 | 4,559人 |
(参照元:厚生労働省HP)
この一覧表から分かる事は女性の梅毒感染者が特に増加しているという事です。
女性梅毒感染者数は平成26年時点では377人だったのに平成28年には1,385人と約4倍も増加しています。男性感染者も平成26年の1,284人から平成28年には3,174人と約3倍増加しています。
男女全体の梅毒感染者は平成26年の1,661人から平成28年には4,559人とたった2年間でほぼ3倍増加していることがわかります。
梅毒はセックスをしなくてもフェラチオで喉に感染(咽頭梅毒)するため、風俗店で働く女性を中心として梅毒が移されていると推測できます。
実際に梅毒治療でクリニックや病院を訪れる女性の大半が20代前半だそうです。
梅毒に感染するとどのような症状が出るのか気になる方は梅毒症状の写真を参考にして下さい。
梅毒感染者数が過去最速で増加中
「梅毒」の患者の数が今年(2017年)に入ってからすでに1000人を超え、1999年以降、最も速いペースで感染が広がっていることがわかりました。
「梅毒」は「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し、「しこり」や「ただれ」などの症状が出るほか、妊婦の場合、流産や死産のおそれがあります。
国立感染症研究所によりますと、先月26日までに報告された今年はじめからの患者の数は1013人にのぼり、いまの届出方式になった1999年以降で最多だった去年の同じ時期の1.3倍と、過去最も速いペースで患者が増えています。
都道府県別では東京が323人と最も多く、次いで、大阪が147人、神奈川が61人でした。
(引用元:JNN)2017.4.4
過去に類を見ないとてつもないスピードで梅毒感染が広がっています
厚生省が近年の梅毒感染者数の増加に危機感を感じて、有名アニメキャラクター起用した性病啓発キャンペーンを始めた理由も十分理解できます。
このキャンペーンでは人気少女漫画のキャラクターとして有名なセーラームーンをPR活動に起用しています。
セーラームーンの特性ポスター・コンドーム・チラシを配布して性病予防を呼びかけるものです。
中国から運ばれてくる性病は治りにくい
性器もそうですが「喉の性病」の感染が目立っています。
喉に感染する性病は自覚症状がほとんど出ないため感染していることに気がつきにくいのが特徴です。
中国などではクラミジアや淋病の薬である抗生物質は手軽に薬局で入手できるため、中国や香港マカオなどからやってくる性病の菌は抗生物質に耐性を持っています。
抗生物質による耐性の一例として日本でもスーパ淋病が風俗従業者の喉から発見されました。抗生物質の使い過ぎも逆効果になるケースがあるんです。
中国人客の出入り禁止店が増えている背景
吉原の高級ソープ店には中国人の富裕層が訪れていますが、大衆店や中級店には富裕層ではない中の上くらいの中国人が多く訪れています。
新宿の歌舞伎町では中国人の入店を禁止した風俗店がほとんどになっているそうですが、これは中国人がトラブルを引き起こした結果です。
まず女の子に無理なプレイを強要したり、中国語がしゃべれる風俗従業員が極めて少ないため、店のルール事項をうまく伝えられていない事も原因となっているようです。
話は変わりますが中国人による風俗トラブルは世界各国で起こっています。実際に英語圏の風俗でも中国人だけは利用禁止を明言しているところも多数ありました。
その理由はやはり女性に対する無茶なプレーの強要と彼等の横暴さに原因があるようです。普通ならよく通ってくれる上客を入店禁止にする必要なんてありませんからね。
中国人の立ち入りを禁止するのは、それなりの理由があるからです
梅毒で他の性病にも感染しやすくなる
エイズは一番有名な性病として知られていますが、それ自体の感染率は以外と少ないです。
しかし、梅毒が原因でエイズに感染しやすくなります。
よくあるのが梅毒検査した際に、梅毒と同時にHIV感染していたというケースです。
梅毒などの潰瘍性の性感染症を持つ人は、性行為におけるHIV感染リスクがおよそ2倍〜11倍も増加することが現在わかっています。
※潰瘍とは体の一部が崩れて出来た傷という意味です
梅毒に感染した状態で性行為を行うとHIV感染率が急増します
保健所で梅毒検査を受ける際に、HIV検査を同時に受ける事が義務づけられているのは、このような事情が考慮されているからなのです。
梅毒の症状は消える
梅毒感染により感染部位にできた潰瘍やリンパ節の腫れは約3週間すると自然消滅します。
潰瘍やリンパ節の腫れが出来た頃は気になってもその症状が消えてしまうと気にならなくなります。そして放置してしてしまうのです。
しかし、その間も梅毒の菌は血液の中に入り込み全身に広がっていきます
その後、4週間から9週間の潜伏期間を経て全身に赤い発疹(薔薇疹)となって梅毒の症状は再びあらわれます。
この薔薇疹(ばらしん)と呼ばれる梅毒の特徴的な症状は数種間から数ヶ月の期間を経て消えてしまいます。
そして、10年〜30年の長い潜伏期間に入ります
潜伏期間に入り自覚症状がなくても妊娠した際には流産や死産を引き起こしたり、脳が梅毒の菌に徐々に侵されて痴呆などの症状を起こすケースがあります。
梅毒は母子感染する
梅毒トレポネーマは性行為やオーラルセックスなどによって、皮膚や粘膜の目に見えない小さな傷口から侵入します。
1回の性行為で感染する確率は15〜30%と、非常に感染力が強い細菌です。
また、感染したまま出産すると、母子感染の危険があります。
(参照元:ゆかりレディースクリニック)
本人の問題だけではなくパートナーや生まれてくる子供まで梅毒に感染してしまう可能性があります。
風俗店の本番なしのヘルスやピンサロでも、フェラチオによって梅毒を移されてしまう可能性は十分にあるので風俗で遊ばれる方は特に注意して下さい。
梅毒潜伏期間中のセックス
感染してから約3週間程度の潜伏期間中にセックスしても感染する可能性自体は低いです。
しかし、潜伏期間を経て一度でも腫瘍が出来るとそこから強力で感染力の強い菌を排出するため、感染者の性器やその周辺にある傷に触れるだけで感染してしまいます。
梅毒に感染した後の症状
梅毒に感染すると約3週間の潜伏期間を経て、感染した箇所に腫瘍のようなものができリンパ節(せつ)が硬く腫れてきます。
しかし、腫瘍のようなものができて硬く腫れても痛くも痒くもないです。そのため感染していても気がつかない事も多いようです。